てきとうマンガテク「人物の貼り方」
デジタルで漫画制作するようになってラクになった反面
今度は「選択範囲」との戦いになりました
まァ~延々と選択を囲んで貼っては→指定して修正・・など
無間地獄みたいなもんです
できるだけ楽したいですよね?
みゃーび基本的にナマケモノなので楽するためには試行錯誤を惜しみません
脱ぎかけ
この痴女を例に「人物にトーンを貼る順番」を解説するよ
てきとうマンガテク「トーン作業手順」
↑これにてトーンを貼る手順は
1・広い面積
2・かげ
3・定番、アクセント
4・そのた
・・と解説しましたが「人物」でも同様です
貼るよ
まず手順1「広い所」今回は背景のイイ感じのトーンです
最初にガバッと選択します
背景なので人物を抜く・・実はコレは悪手
ひとつひとつの手順でイチイチ真面目に選択範囲をとっていたら非効率です
特に女性の髪などは細かいので一回で終わらせたいものです
てなわけで「背景」用の選択範囲はこんなモンでオッケーです
具体的に言うと「白く抜く所は白くなる所」です
顔や肌、上着の箇所は最終的に「白」もしくは「かげトーン」が
貼られると思われる所で
後から選択範囲を取らないと思われるところ
「髪」や「くつした」は後で定番を貼る時に剥がせば良いのです
背景が貼られました
太ももの下のエリアとかくつしたの辺りはトーンが貼られなかったので
律儀に選択範囲をとっていたらムダァ!になっていたのです
続いて手順2「かげ」
女性の場合は「尻乳太腿」この四文字熟語のとおり
重要なところは気合を入れてグレーで塗ります
お乳は後で服トーンを貼るのでグラデでアクセントにしています
手順3「定番」
服とか目など決まっているトーンを貼ります
この段階で髪に背景トーンや影の一部が重なっていますね
ここでクソめんどくさい「髪」の選択範囲をホンキでとります
そしてカット!いらないトーンを消し去ります
ハイ完成!
アクセントとして髪にキラキラを入れてみました
ようするに
トーンは貼って剥がせるのです
手順1で広い所にまず貼るのは要らない所は後で消せるからなのです
トーンを貼る時は「一手・二手先」をふまえて
あとで選択範囲を取る箇所はおおまかに貼って
髪などを実際に貼る時に調整すれば良いのです
・・なんかごく当たり前のように聞こえますが
手間暇をかけてもラクしても出来上がりが良ければオッケーなのですよ