てきとうマンガテク「光る絵」
隙あらば自分語りしちゃいますよ~
漫画のアシになってまずビビりちらかしたのが
「原稿が綺麗」「絵が立体で光ってる」でした
原稿が綺麗というのは
絵はしっかり入ってるけど
ヨゴレの修正や、消しゴムがちゃんとかかってて・・みたいな
要するに作業をきちんとこなしてるということでした
立体で光る絵
コレは当初ワケがわかりませんでしたね~
例題
ここに円があります「コレをオーブ(宝玉)にしろ」
・・はァ!?ナニ言ってンすか・・と思いましたね
まぁこんなカンジです
影を入れることで球体、さらに浮いてるように見えるかと
ついでに球の左上あたりの線をトバしてバックにトーンを貼ることで
テカッてるような処理もしました
線を足したり引いたりすることで絵から光を感じられるのです
上の球体は基本の塊で
・線の強弱をつける
・影を落とすことで立体感や位置を表現
・トーンを貼る前提で主線をトバしても良い
このくらいが解れば背景やキャラにも応用できまっせ
看護婦
みゃーびの高校生のとき好きだった子がナース志望だったせいで
ナース萌えになっちまいましたが
昨今の「看護師」呼びは気に入りません、いいじゃん看護婦さんで!!
というわけで看護婦さんの絵を用意しました
アシをやってる時の絵で「キレイな線を引く」をモットーにしてた頃です
コイツを今風に手直ししますよ
ノッペリしてたので影になるところにタッチを入れます
・髪の生え際
・お乳の下
・鼻やアゴ下
こういう立体感を出せるところに気合を入れます
髪の光りそうなところの線をカットします
特に後ろ髪の束のタッチの濃い所をトバすと効果が高いです
デジタル処理だとペンタッチの強弱も選択範囲でケズッたりできます
「ホワイトで描く」という技術です
トーンを貼って完成です
ここでは特にお乳を膨らませるためガンバりました
こんなカンジです
みゃーびの画風的にコテコテに濃い絵ではないのでこんなもんですが
もっとタッチを増やせば「男」や「劇画」っぽくもなりますし
「軽い感じ」が良ければもう少し線をトバすといいでしょう
男ならこのくらい入れていいかと
野郎はどれだけ雑味を出しても文句を言われないので楽しいのですよ