漫画には車やコップなど円形の物も描くことが多いです

そういう円形・楕円の物を描く時使うのが「楕円定規」です

こういうモノ、使い込んで汚れててかたじけない

 

これは直径 6mm～36mm までの

２５度・３５度・４５度・６０度 が使える優れもの

 

使い方

拡大したところ、一番大きい36mmのところです

 

楕円定規にはガイド線が入ってて「軸あて」とある赤い線のところですが

コレを「軸」に合わせることでイイ感じに描くことができます

 

このバイクだとタイヤやランプに使います

 

タイヤって回りますよね？その中心の棒のささってる向きが「軸」です

赤い線が軸の向きになります

 

その軸線と楕円定規のガイドをこのように合わせます

 

 

コップやボトルだと軸は縦で、こんなカンジ

 

これが楕円定規の基本的使い方です　

 

 

でかい楕円

 

漫画には楕円定規では足りない大きさのモノを描くことも多いです

 

 

例えばコレは相撲の土俵ですが

定規では36mmまでしか描けないので無理ですよね

 

そこで楕円定規をコピー機でめいっぱい拡大しました

だいたい３倍ですが、こんなカンジ

必要ならさらに拡大します

 

コレをトレス台で透かせて土俵なりのアタリにします

フリーハンドで描くよりずっと違和感ない絵が描けるでしょう

 

わかってしまえば下らない技法ですがソコソコ役に立ちますよ

・・まあ今ならPCで描けばイイんですけどねぇ・・