消しゴムはしっかりかけた方がイーレス
studio みゃーびでは作画はペン入れ→消しゴムまでアナログで、仕上げはデジタルです
デジタル作業で地味にめんどくさいのが「修正」です
てきとうな重騎士を用意しました
スキャナから読み取った状態なので修正作業をします
色域指定で「黒」を選び線画を抽出します
黒が選ばれたので選択範囲を+10にします
クイックマスク(選択範囲の可視化)をすると・・
目で見えづらい汚れがピンクの点で強調されています
コレを消しゴムツールで消すことでゴミを一掃できるのです
(汚れの点を全て消した後、クイックマスクを解除→選択範囲の反転→消去する)
こうすることでキレイな仕上がりになるのです
しかし
スキャナにかける直前、リアルに消しゴムで鉛筆の下絵を消す際
しっかりかけないと大変なことになるのです
消しゴムが甘いと修正すべき点がガッツリ残ってしまうのです
主線にカブッたりすると面倒くさいのなんのって
余計な手間を避けるには「消しゴムをしっかりかける」のが一番カンタン
消しゴムなんて学生時代に誰でも使ってたので説明なんて不要でしょうが
・大き目の消しゴムでグワッと消す
・消えにくい所は細かくコスッて消す
・紙の端っこも念入りに消す
・消しゴムをかけた後、消すカスが残らないよう羽ぼうきなどで払い流す
・炭素を全て除去する勢いで消す
漫画作画の作業は
下書き→ペン入れ→消しゴム→スキャン→修正&ベタ→トーン
連続作業なのでひとつひとつ確実にこなさないと後の作業にひびきます
消しゴムでもなんでもシッカリこなすのが一番ラクですよ